
アメリカンスクールの毎年の入学人数ならびに日本人の枠が減る条件、増える条件、についてお話しします。
アメリカンスクールには、毎年の入学者の上限人数があります。
若干の±はあるかもしれませんが、概ねヒトクラス23名の5クラス。
よって、毎年115名前後が上限人数となります。
前回の
「アメリカンスクールへの入学条件、親の英語力」という動画の中でチラッとお話ししましたが、両親がアメリカ人の御子息が115名、申し込みがあった年は、いくらお金を積んでも日本人の入学する枠は0となります。
ですので、日本人両親の御子息が入学できる枠があるかどうかは、その年の運にもよります。
運といえど、入学要項が発表されるまで不明なのかと言うと、日本人の枠があるかないかは、世界情勢によって、ある程度予想することができます。
不謹慎にも日本人にとって、チャンスになると言えば、世界を震撼させるような大きな事件や災害が起きた時には、アメリカ人家族が一気に帰国するとなれば、日本人の枠が生まれます。
同時多発テロ、東日本大震災、新型コロナウイルス蔓延など、です。
反対に、日本人の入学枠が減ってしまうイベントがあります。
これは私も、爪楊枝から聞いて、絶対誰かに話したい!と思いましたので、こちらでお披露目させて頂きます。
それは、ディズニーランドで新エリアが拡張する次期です。
ディズニーランドで新エリアを設立するにあたり、ディズニー関係者がドッと日本にやってきます。
数ヶ月で出来るようなものではなく、数年単位での計画となります。
アメリカでは単身赴任という考えはあまりなく、家族の時間を大切にしよう、という文化が根付いており、日本滞在が1年でも2年でも、家族をつれて来日される方が大半だそうです。
来日されるディズニースタッフにお子さんがいる場合、日本国内で唯一アメリカ政府公認で、アメリカと同じ教育の受けられるアメスクを1番に選ぶのは当然ですよね。
2021年10月現在、ディズニーランドでは2023年を目処にファンタジースプリングスというアナ雪、ラプンツェル、ピーターパンをテーマにした新エリアが誕生する予定となっております。
かなり大きな新エリアの誕生となりますので、多くのディズニースタッフが来日される事と思います。
このコロナが落ち着く頃には、ディズニースタッフご家族が来日されると思いますので、
来期2022年9月の、日本人家族の入学はちょっと厳しいかもしれませんね。
一般的には嬉しいディズニーランドの新エリア拡張も、アメスク入学希望のご家庭にとってはマイナスになる、という面白い状態です。
以上となります。
まとめますと、
・アメリカンスクールへの入学人数の上限は毎年約115名
・アメリカ人夫婦のお子さんの入学希望者で定員に達した場合、いくらお金を積んでも日本人は入学できない
・日本人家族の枠が増えるのは、世界を震撼される事件や震災が起きた年
・日本人家族の枠が減るのは、ディズニーランドで新エリアが誕生する年の前後
となります。
ありがとうございました。

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