
アメリカンスクールで英語が話せないとどうなるか、についてお話します。
結論から言いますと、
アメスクで生きていけず、退学することになります。
これは、大袈裟でも何でもなく、リタイアしていった日本人を毎年見てきました。
ここが、アメリカンスクールの大きなデメリットで、他国籍な子供が集まり、日本語も話せる先生のいるインターとの大きな違いになると思います。
まず、アメリカンスクールで英語が話せないとクラスメイトのアメリカ人にヒソヒソ笑われます。
「あの子頭悪いよー。」って。
それから、補習授業としてESL(ENGLISH as a second language)という、英語を母国語としない人を対象とした授業が追加されます。
普段の授業が全て英語で、更にアメスクの授業のレベルは非常に高く、その上、ESLの授業を追加されるので、例えでもなく寝る時間も無くなります。
私は最初、台北アメリカンスクールに入学しましたが、その時に英語が自分からしゃべれず、ESLを受けさせられていました。
6歳、7歳の頃から夜中2時くらいまで勉強して朝6時に起きて予習をして学校にいくのが当たり前でした。
私は、生まれがアメリカなので英語を聞いて理解する事は全く不足はありませんでした。
しかし、家での言語が日本語なため、自分から英語を発する機会がなく、人が言っている意味は分かるけど言葉を発せられない。
質問されている内容も分かるのに、答えられない自分に腹が立ったし
周りのアメリカ人が自分の悪口を言っている内容も全て理解できているのに、言い返せない、
そんな毎日が本当に嫌で嫌で仕方なかったので、夜中まで勉強するしかありませんでした。
授業のペースは速いし、周りからバカだのなんだの悪口を言われるし、しゃべれない自分にはイラつくし
小学校低学年はいい思い出がほとんどありません。
幸い、私には同じ学校に通う姉がいたので、学校ではいつも姉のそばにくっついていました。
これが一人っ子となると、子供にとっては辞めたくなるほど過酷かもしれません。
(劇団ひとりさんもおにぎり投げられてイジメられたって仰られていました。)
この環境に耐えられず、毎年辞めていく日本人を何人も見てきました。
そのうちの何人かとは、数年後にFBを通じて出会えましたがほとんどがインターに編入したみたいで、
英語ができないとイジメられるなんてことはなく、日本語でも不自由なく過ごせた、と言っていました。
私も姉がいなければ、転校を考えていたのかなと今、思います。
おねえちゃん、いつも守ってくれてありがとう。
という事ですので、英語が話せるようになりたいからアメスクに通う、というのはオススメしません。
アメスク卒業の私が言うのも変ですが、英語がペラペラでないなら、勉強に費やす時間と精神的ダメージを考慮した場合、 、おそらくインターに通った方が良いと思います。
もし、質問がございましたらなんでも聞いてください。
英語が話せず困ったホンの一例をあげただけですので、
ご質問には、一つずづお答えさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。
詳細はアメリカンスクール公式HPをご確認ください。

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